豊かな香りと、甘くジューシーな果肉。お日様を受けてキラキラと輝く、赤色、黄色、紫色。まるで宝石のように、みずみずしい果物が枝先に揺れています。
 青森県では、全国第1位の収穫量を誇るりんごのほかにも、さくらんぼ、ぶどう、なしなど、たくさんの果物が作られています。果樹栽培面積は、西洋なしが全国第2位、さくらんぼが第3位、ブルーベリー第4位、ぶどう・すももが第9位になるなど、全国10位以内の果樹が6品目があります。
 青森の気候・風土に育まれた果物には、おいしさがギュッとつまっています。






さくらんぼ
 さくらんぼには、アントシアニンという成分が含まれており、毛細血管の強化、眼精疲労回復などの効果があります。
 さくらんぼは鮮度が命の果物なので、保存はせいぜい2日程度。冷蔵庫には長時間入れず、食べる前に冷やすのがおいしく食べるコツです。選ぶときは、軸がしっかりとして緑色のもの、また果皮にツヤがあるものを選びましょう。
 県内の主産地は三戸地域で、品種は佐藤錦が全体の約半分を占めています。
ぶどう
 ぶどうに多く含まれている成分ポリフェノールは、動脈硬化の予防、発ガンの抑制などに効果があるとされています。また、ぶどうの糖質は体内で変換されやすく、疲労回復に即効性があります。
 ぶどうは、果皮にハリがあるもの、脱粒していないもの、軸が太く緑色で、果皮全体に白い粉(ブルーム)をふいているものが新鮮です。保存は、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
 青森県のぶどうは、県南地方ではキャンベル・アーリー、津軽地方ではキャンベルが主に栽培されています。
なし
 高級品種ゼネラル・レクラークやラ・フランスといった西洋なし、長十郎、幸水、多摩などの日本なし。青森で収穫されるなしは、どれもジューシー。産地化も進んでいます。
 西洋なしにはフラバノール、アントシアニン、フラボノールなどのポリフェノール、日本なしにはソルビトールが含まれていて、いずれも活性酸素を除去する抗酸化作用、発ガン抑制の効果があるとされています。
 選ぶ目安は、大きさのわりに重みがあり、キズのないもの。保存は、低温で風通しのよい場所に置くか、新聞紙で包んでキ冷蔵庫の野菜室に入れます。
うめ・あんず
 うめにはクエン酸やリンゴ酸が豊富に含まれていて、クエン酸は疲労回復に、リンゴ酸はカルシウムの吸収促進効果があります。また、あんずに含まれるカテロイドには発がん抑制効果があるとされています。
 梅を選ぶポイントは、形が丸く、触ってみてうぶ毛のような感触が残っていること。もちろん、キズや斑点、虫食いがないことも大切です。
 青森県のうめの主力品種は、豊後、節田。あんずは、八助が主力となっています。うめは、清涼飲料水やゼリーなど、独自の加工品作りも盛んです。





Copyright (C) 2002 AOMORI. All Rights Reserved.