青森県の南西部には、東アジア最大級のブナ原生林を有する世界遺産「白神山地」があり、中南部の十和田湖・八甲田連峰にもブナ・ナラ・カツラなどの深い広葉樹林が広がっています。この雄大なる原生林から生み出される水系が広範囲に分布し、田園を清流で満たしています。また、東北で最も長い日照時間は、涼しい気候と相まって、病害虫の発生率を低下させ、最小限の農薬散布で済ませることができるのです。

●豊かな自然が育むあおもり米

●日照時間
 陽光をいっぱいに浴びて育ったお米は、病害に対する抵抗力が強まり、さらに光合成による栄養分も豊富になります。青森県は、稲の生育に関係のある5月から10月までの日照時間が東北では最も長く、お米の健康な生育を担っています。

●月別日照時間の平均

●豊かな水系
 世界遺産「白神山地」、そして「八甲田連峰」など、雄大なる原生林から生み出される水系が広範囲に分布し、田園を豊かな清流で満たしています。このような豊かな水系が、おいしいあおもりのお米を作る源となっています。

●クリーン栽培
 青森県の涼しい気象は、病害虫の発生を抑えてくれます。また青森県の主力品種は、いもち病抵抗性が強く、涼しい気象と相まって病害虫が発生しにくくなっています。このため農薬散布が最小限で済み、クリーンで安心なお米ができるのです。

●いもち病抵抗性(青森県調べ)


【生産者の声】 県農業経営士会会長 平舘昭彦さん
安全・安心なお米づくり
 お米を「1千俵」売れる農家になりたいと拡大と借地を組み合わせ、作業受託を加味した稲作経営に取り組んできました。
 大型農機を使いこなすために「米+小麦+長芋」の組み合わせで、町内の6、7戸の農家の支援をいただきながらひとつのグループとして取り組んでいます。
 7千箱を上回る育苗、田植え、30haの稲刈りを、農協のカントリーエレベーターを全面利用して行っています。農協で実施している大口農家への利用高還元とか農地の貸借をお世話する「受委託事業」のシステムはたいへん有効です。
 整備された農地と高性能の農業機械は、これまで高い労働生産性を実現させてくれました。しかし、時代は変わっていきます。以下の点を中心にこれまで以上に「安全・安心なお米づくり」に取り組んでいきたいと考えます。
1.農協・行政とともに、農地貸借や集積を促進して効率のよい生産に取り組んでいく。
2.栽培の協定による肥培管理を統一し、おいしい安全なお米の生産に取り組む。
3.機能的な食品・作物の開発につとめる。
4.水稲の生産コスト低減のため、直播栽培に取り組む。

あおもりのお米

つがるロマン
 コシヒカリの孫にあたる品種で、食味、品質に優れたあおもり米のエース。津軽中央地帯を中心に、津軽西北、南部平野内陸地帯での気候・土壌条件の良好な適地で作付けしています。
ゆめあかり
 食味・耐冷性に優れ、しかも熟期が早いことから、ほぼ県内全域で栽培が可能です。最近では外食産業等の業務用として販路が広がっています。
むつほまれ
 津軽山地、八甲田連峰の麓、県南内陸地帯にかけて作付けされています。ブレンド特性を生かして、業務用の分野において評価を得ています。

 

炊飯特性/総合評価


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